兵庫県 精神科総合病院 医療法人社団 東峰会 関西青少年サナトリューム
神戸市にある精神科の専門病院です。
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病院紹介
病院概要  医療法人社団 東峰会 関西青少年サナトリューム
医局
児童・思春期から老年期までの幅広い精神障害の治療を行っています。
私たち医療法人社団 東峰会 関西青少年サナトリューム医局は、チーム医療を理解し、患者さん中心の医療を行い、他部署との連携を常に心がけつつ、地域の総合病院、クリニック、保健福祉センターなどとも連絡を取った上で全体の治療のデザインを考え、実行しています。
主な対象疾患
統合失調症、気分障害、不安障害、摂食障害、認知症、パーソナリティ障害、発達障害、依存症

当医局は、児童・思春期から老年期までの患者に対して、エビデンスに基づく治療を理解しつつ、現実的で多様なアプローチを実践している精神科専門医が在籍しています。 専門外来として、予約制の児童、思春期外来を開設しています。
定型的な精神療法、薬物療法の標準化には配慮をしつつ、平成26年よりはクロザピンの使用を慎重な評価、協議のもとに行っています。 また、修正型電気痙攣療法ECT施行についての準備を進めておりましたが、平成27年2月より実際の治療を開始いたしました。
医局員
医局員
●常勤医師
・精神保健指定医
・精神神経学会専門医
・精神神経学会専門医指導医
・後期研修医
_ 
●非常勤医師
・精神保健指定医
・循環器内科医
・呼吸器内科医
・皮膚科医
総数 14名
10名
10名
10名
2名
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5名
2名
3名
1名
医局員
教育環境
当医局では、学会への参加を奨励しています。精神保健指定医や学会専門医の資格取得に際しては十分に配慮をし、 必要な症例の経験を満たせるよう確実なサポートを行います。
毎週症例検討会を行い、治療上の意見交換を活発に行い研鑽と医療レベルの向上に努めています。また、他院や大学から演者を招いて講演会を行なっています。定期的に抄読会も行っています。

■研修医の受け入れ指導
初期研修医 西神戸医療センター、神戸徳洲会病院
後期研修医 西神戸医療センター
治療データ
平成28年度に入院された患者実数は474名でした。退院数は465名でした。3年連続で前年度に比べて入、退院ともに数の上で減少しています。 対象疾患、入院受入れ時間の幅を広げていることが十分に周知されず、必要な時期に入院対応ができなかったことが影響していると考えられます。 平均外来患者数は116名(前年度117名)で新規患者数は292名(前年度268名)でした。新規の患者数はやや増加傾向を示していますが、外来患者数は減少傾向が続いています。 デイケア利用者数の減少が影響しているものと思われますが、デイケア利用者数の増加しつつある現状からみれば、来年度の増加は予想されます。

入院中の方の在院期間は3か月以内の方が最多で20%とやや増加(前年度18%)しています。一方では、5年以上の入院となっている方が34%と前年度(36%)より減少しており、 さらなる退院支援に力を入れた結果であると考えています。
長期在院者の退院支援には継続的に努力が行えており、そのことは評価できると考えますが、現時点で新たに治療を行うべき患者への対応が十分ではないという課題があると考えられます。 退院された方の疾患別割合では統合失調症圏61%、気分障害圏23%、神経症圏8%と、また、在院中の方の疾患別割合は統合失調症圏81%、気分障害圏11%、神経症圏3%と、前年度とほぼ同様の構成でした。

  2019年度実績(2019.4.1〜2020.3.31)
  ■入院 478名(前年度487名)
  ■退院 504名(前年度482名)
  ■平均外来患者 123名(前年度125名)
  ■新規登録患者 297名(前年度256名)
在院期間別割合20200401
在院期間別割合 グラフ
退院患者の疾病別割合
退院患者の疾病別割合 グラフ
■F0 症状性を含む器質性精神障害
■F1 精神作用物質使用による精神及び行動の障害
■F2 統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害
■F3 気分(感情)障害
■F4 神経症性障害、ストレス関連障害
    及び身体表現性障害
■F5 生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群
■F6 成人の人格及び行動の障害
■F7 知的障害(精神遅滞)
■F8 心理的発達の障害
■F9 小児(児童)期及び青年期に通常発症する行動
    及び情緒の障害
■G4 てんかん
在院患者の疾病別割合
在院患者の疾病別割合 グラフ
■F0 症状性を含む器質性精神障害
■F1 精神作用物質使用による精神及び行動の障害
■F2 統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害
■F3 気分(感情)障害
■F4 神経症性障害、ストレス関連障害
    及び身体表現性障害
■F5 生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群
■F6 成人の人格及び行動の障害
■F7 知的障害(精神遅滞)
■F8 心理的発達の障害
■F9 小児(児童)期及び青年期に通常発症する行動
    及び情緒の障害
■G4 てんかん